京都市営バスのポケロケを調べてみた2

前回の記事の続編

ちなみに、前回の記事書いてから半月くらいの間にいろいろ調べてたら
既に同じような事やってる人を見つけるなど。
そりゃまあ半年くらい前に"-1211"の話が出てたし、同じような事考える人出てくるか。
京都の某大学の人たちの方が進んでるらしいので、多分今まで書いたことはだいたい既出。下も含めて。

・前回書いたURLについて

ポケロケの最後の接近情報を表示するCGI
http://www.city.kyoto.jp/cgi-bin/blclnt.cgi
にあり、ガラケー用ポケロケは全てこのCGIに引数を変化させて利用している。
挙動から、引数から裏にあるデータベース鯖を参照しに行ってるっぽい。

引数だが、こんなかんじになっている。

blclnt.cgi?=073.012-401.51.55-405.51.59

意味は

?=見ているバス停.行き先-※(自動音声番号.営業所番号.現在地番号)-(※ループ)

見ているバス停はそのまんまポケロケコード。
行き先はタイトルや一番上の部分で使われてる行き先の表示内容。
()内は前回の記事参照。

このうち、見ているバス停と行き先はデータベース鯖への検索には使われておらず、
この部分を弄ってもタイトルや接近情報の一番上のバス停名などが変わるだけの模様

※の部分が重要で、この部分の情報を元にデータベースを見に行く。
※のデータが渡されると、自動音声番号.営業所番号を元に該当するバスを現在地番号から-12(6つ前のバス停)の範囲内で探してくる。
また、バス停名一番最初の※の2,4,6つ前のバス停名が接近情報の部分に出る。

上記例の場合、西賀茂の401と405、つまり4系統の京都駅前行きのバスを表す。
401は神殿町、405は左京区総合庁舎前経由と2つあるため、その両方を表示するようになっている。
もし405.51.55-のみ削除したURLにアクセスすると、神殿町経由のバスのみが表示されるというわけである。

ちなみに、※の部分は最大15個まで繋げられる。16以上は無視される。
また、※の部分で手前のバス停が違うと表示がおかしくなる。
●の表示はいくつ前のバス停にいるかを表すが、バス停名は一番前の※に依存するため、走ってない区間を走ることになってしまう。

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だいたいわかってるのはこのくらいかな。
ちなみにこの前"ぎおん・よるバス"に乗ったが、その際の自動音声番号が梅津の850だったので、
850.53.12などを打ち込んだが表示されなかった。よるバス等はどうしても出ないっぽい?


続編はあるかもしれないし、ないかもしれない。